みやこ。のブログ

しごと。とか、りょうり。とか、あそび。とか。「おおいた」にきたので。

仕事の雑記

こんちは。みやこ。です。
 九州地方も梅雨明けしました。これから3か月ほどは暑い時期が続きます。
外仕事を生業としている人にとっては地獄の日々が続きます・・・


 ここ一週間は雨続きで仕事にはほとんど出れませんでした。
こなさなければいけない仕事はたくさんあるのですが、今日は砂利を敷く工事です。


砂利を敷く前の防草シート施工

 防草シートはできる限りキッチリ敷くのが基本です。
隙間を作らない。
タルミをできるだけ取る。
押さえピンは多めに。
それと、ホームセンターなどで売られている¥3000クラスのシートは、重ねて敷く(2重に敷く)のがベストです。
造園屋が敷くシートは耐候性も摩耗性も高くシートも厚いものを使います。その分値段も高いです。
ホームセンターで売っているものの3倍ぐらいします。
造園屋さんに防草シートから敷いてもらうと高いのは材料が高いから。ですかね。
 では、「材料費を安く抑えてやってください」と頼んだらやってもらえるかというと、
たぶん、「できない」と言われるかもしれません。
それは、材料の寿命の問題です。
私たちは、お客さんから材料費だけもらって仕事をしているわけではありません。
作業料を別に頂いています。
これでご飯が毎日食べられるわけです。
それと、ここが一番のことなんですが、
「生業としてやっている人が施工したものが本来の役割をたった1~2年ほどで果たせなくなってしまうものを作るわけにはいかない」
のです。
簡単に言うと
「ズボラなもの作ってゼニもらえるか?」
って話です。
だからできるだけ長くその形を保てるような仕事をしようとします。
防草シートなら最低でも5年。
押さえどころをしっかり押さえて施工してあと3年。
8年ぐらいは持ってほしい
と思って施工しています。

砂利を入れながらタルミがないように押さえピンを使ってさらに押さえて敷きました。


 あと、砂利入れを考えておられる方に参考までに。
砂利は小さいものを入れると量が思っている以上に入ります。
砂利代だけでもかなりかかってしまうので気を付けてください。
それと、下地(地面の状態)がデコボコしていると余計に砂利が入ります。
業者さんに頼むときは下地を均してから入れてくれるかどうかも聞くほうが良いと思います。